生成AIの一般論ではなく、自社の情報から答えを探す

RAGは、質問に関係する社内情報を検索し、その内容をもとに生成AIが回答候補を作る仕組みです。参照元を表示し、人が根拠を確認できる形で業務へ組み込みます。

RAG社内検索の回答と参照資料を確認している打ち合わせ風景

よくある課題

  • 資料はあるが、どこに何が書かれているか分からない
  • 過去案件や対応履歴を探すのに時間がかかる
  • 問い合わせへの回答が担当者ごとにばらつく
  • 生成AIへ質問しても、自社のルールに沿った回答にならない
  • 誤回答が心配で、業務へのAI導入を進められない
  • 部署ごとに検索できる情報を制限したい

支援内容

検索対象の整理から回答品質の評価、セキュリティ、運用改善まで一貫して支援します。

対象データの整理

Wiki、PDF、Word、Excel、FAQ、過去案件など、回答の根拠にする情報と除外する情報を整理します。

検索・分割設計

文書の分割単位、メタデータ、検索方法を調整し、質問に合う根拠を取り出しやすくします。

参照元付き回答

回答候補と一緒に、参照した文書名や該当箇所を表示し、人が確認できる画面を作ります。

権限・セキュリティ

部署・役職ごとの閲覧範囲、ログ、外部AIへの送信範囲、機密情報の扱いを設計します。

回答品質の評価

実際の質問を使って、検索精度、回答の妥当性、参照元の正しさを確認し改善します。

業務への組み込み

社内ポータル、問い合わせ対応、教育、案件検索など、現場が使う入口へRAGを組み込みます。

活用できる業務

  • 社内問い合わせ
  • 業務マニュアル検索
  • 過去案件検索
  • 顧客対応支援
  • 規程・ルール確認
  • 新人教育
  • トラブル対応
  • 製品情報検索
  • 提案書作成支援
  • 議事録検索
  • FAQ回答
  • 引き継ぎ支援

安全に使うための考え方

回答を確定させない

重要な判断は人が行い、RAGは根拠を探して回答候補を作る支援役として設計します。

参照元を確認できる

もっともらしい誤回答を見抜けるよう、回答と根拠資料をセットで表示します。

更新と評価を続ける

古い文書の除外、回答できなかった質問の追加、検索精度の評価を継続します。

導入の進め方

  1. 利用目的を決める

    誰が、どの業務で、何を質問するかを具体化します。

  2. データを確認する

    検索対象、公開範囲、更新状況、機密情報を確認します。

  3. 小さく試作する

    利用頻度が高い資料と質問に絞り、RAGを試作します。

  4. 回答品質を評価する

    正答率だけでなく、根拠の妥当性と業務上の使いやすさを確認します。

  5. 本番化・改善する

    権限、ログ、運用ルールを整え、利用状況を見ながら改善します。

関連サービス

社内Wiki構築

RAGが参照する知識を、更新しやすい形で蓄積します。

詳しく見る

ナレッジ管理支援

WikiとRAGを組み合わせ、情報整理からAI検索まで整えます。

詳しく見る

AX・業務自動化支援

RAGの回答を問い合わせ対応や文章作成へ組み込みます。

詳しく見る

RAGが自社で使えるか、資料を見ながら確認できます。

最初から大規模に作らず、対象業務と文書を絞った試作から始めます。